2011年01月14日

定期メンテのはずが

某工場でガスエンジンの定期点検です。
エンジンオイルやオイルエレメント、エアフィルターを換えて
バルブクリアランスを調整、最後にタイミングベルトを交換しようとしたら
何かおかしいんです。

定期メンテのはずが


ベルトの背面に擦り傷がついていて内部が黒い粉だらけになっています。
しかもベルトが緩んだ状態でプーリーに乗り上げる寸前でした。
これで今まで運転してたんですね。

原因は、アイドルプーリーのロックでした。
プーリーが回転しないのでベルト背面が擦られて磨耗し
ベルトが薄くなって緩みが生じたものと思われます。
もう少し遅ければベルトが切れてピストンとバルブが衝突し
シリンダーヘッドごと交換する羽目になるところでした。

このエンジン既に36,000時間動いていまして
仮に時速50km/hで走る車に換算すると1,800,000kmとなります。
この数字に何故か妙に納得してしまいました。
とりあえず大事に至らなくて良かった、良かった!


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